画面操作できなくなったXperiaを初期化する方法。

ジャンクとなってしまった今回のスマホ、au版のXperia Z1です。これもヤフオクに出してしまおうと思い、出品前には必ず初期化をしておくべきなのですが、壊れて画面操作を全く受け付けないため、初期化の画面までたどりつけません。どうすれば。

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どのくらい壊れているのか。

写真を見てのとおり、画面にひびが入っています。この時点でもう液晶が見づらくなることが確定なのに、さらに実際に起動してみると、液晶の一部が黒ずんで見えなくなっています。

本当にひどいところは、いくら画面をタップしてもスライドさせても全く操作を受け付けないところで、これでは初期化どころかロックの解除すらままなりません。

他にも難点があり、USB側のフタは取れてなくなっており、さらにSIMカード側のフタは取れてはないものの何故か閉まらなくなっています。フタにも異常がある状態です。

裏面はひび割れをしてないなど、他と比べて損傷は少ないものの、細かな汚れやキズは多々あります。裏面も決してキレイな状態とは言えません。

これほどひどい壊れっぷりですが、それでも買いたがる人が居るのがヤフオクのすごいところ。

でも、そのまま出品してしまうと、もし使用可能な状態に復元されたときに、中に残したままの個人情報が抜かれてしまいます。よって、出品前には必ず初期化して、個人情報を空にするべきなのですが…。

リカバリーモードを使う?

画面操作ができない状態でも、リカバリーモードというものを起動して、Factory resetというコマンドを実行すれば、画面操作のときと同様の初期化ができるようです。

リカバリーモードでは電源ボタンと音量のプラス・マイナスボタンを使って操作するので、画面が操作できなくても問題ないようです。

そのリカバリーモードを起動する方法として、端末ごとに差異はあるもののほとんどの場合、電源オフの状態で電源ボタンと音量のプラスあるいはマイナスボタンを押しながら電源オンするとのこと。

しかし、すでに端末の電源を入れてしまい、さらに電源ボタン押し続けで電源オフしたくても、画面上に確認ウインドウが出てしまいます。画面を触っても反応しないので、ウインドウも操作できません。

でも、もう1つ電源を切る方法として、電源ボタンと音量のプラスボタンを押し続けていると、画面が消えて3回振動したのちに、強制的に電源をオフにできます。確認ウインドウも出ないため、画面操作できなくても問題ありません。

そしていざリカバリーモード起動といきたかったのですが、いくら音量ボタンと同時押しで電源ボタンを押しても、リカバリーモードに突入できませんでした。

プラスボタンと同時ではいくら押し続けても起動せず、マイナスボタンと同時だといつもどおりに起動してしまいました。

どうやらリカバリーモードに入れるのは海外版の端末だけのようであり、auやdocomoなど日本版の端末ではダメとのこと。

というわけでこの方法は無駄でした。

ちなみに、マイナスボタンと同時押しで起動ではなく、電源を入れてすぐにマイナスボタンだけを、待ち受け画面になるまで押し続けていると、セーフモードに突入できます。

Windowsのセーフモードと同様に、必要最低限のアプリだけ起動された状態になるようですが、画面操作は必要になってくるので、解決にはなりませんでした。

PCからフォルダ内を削除する?

完全に初期化することはあきらめて、PCとスマホをUSBでつなぎ、スマホ内のフォルダだけを手動で全部削除してしまおうと言うこと。

しかし、そんなことをしても消えるのはおそらく写真くらいであり、アカウントなどの大事な情報はそのまま残ってしまうかもしれません。

そもそもPCと接続するにはロックの解除が必要で、画面が操作できないのではロックも解除できません。

ロック未解除のまま挿してもフォルダが見れないか、デバイスのインストールがいつまで経っても終わりません。

遠隔操作で初期化する?

Googleアカウントとandroid端末を紐付けされていれば、遠隔操作で初期化を実行できるそうな。しかし、そのためには端末がネットに接続されている必要があります。

今回の端末は、すでにSIMカードが抜かれているうえに、auに対応したSIMカードは他に持っていないため、LTEでネット接続はできません。

wi-fiでやろうにも、今のぼくの家にあるwi-fiと紐付けはしていないうえに、新たにwi-fiを設定しようにも相変わらず画面操作できないので、設定すらできません。

よってこの端末は、ネットから完全に隔絶された状態です。遠隔操作なんてできたものではありません。

PC companionを使う?

かつてSonyからXperia用の公式ツールとして、PC companionというものが配信されていました。これがあれば、ロックがかかったXperiaでも、PCから初期化を実行できるようです。

しかし今は別のツールに置き換わっており、公式サイトではもう配信されていません。これを手に入れるのはInternet archive頼りになります。

なんとかダウンロードし、いざ起動してみましたが、起動直後にアップデートを要求され、それを実行しなければ先へと進めない状態となりました。

よってアップデートをしたいところなのですが、すでに配信が終了しているツールなので、もうこれ以上のアップデートはできません。

ここで手詰まりかと思ったのですが、いったんPC companionを再インストールしなおし、今度はネット接続を切った状態で起動すると、アップデートを要求するウインドウは出ませんでした。

periaをパソコンからPC Companionで初期化する方法 | モバイル@エンジニアの休日

ようやく先に進めるようになったので、上記のサイトを参考に、PCから初期化を実行しようとしました。すると今度は途中で、Windows用の特定のパッチ(名前がKBで始まるやつ)をインストールしてくれとの要求が。

それならばインストールするだけなのですが、そのパッチというのがWindows8.1用。ぼくのPCはもうすでにWindows10なので、8.1用のパッチはインストールできません。

今度こそ本当に手詰まりになってしまいました。たかだかパッチ1つでOSをダウングレードしたくもないですし、もうWindows10の無料アップグレード期間は終わってしまったので、一度8.1に戻ってしまったら、次から10にするのは有料です。

Xperia companionを使う。これで解決。

先程はPC companionという古いツールを使っていましたが、現在はXperia companionというツールに置き換わっています。こちらのツールでも、ロックされたXperiaをPCから初期化する機能は備わっていたのです。

PCから初期化できないか調べていたところ、PC companionの方の情報が先に出てきたので、てっきりそちらでしかできないのかと思い込んでいたのです。古いもので出来て、新しいものでできないなんて、そんなことないよね。

初期化の手順についても、こちらの方が簡単になっていました。まずXperiaとPCを接続していない状態でXperia companionを起動します。メニューから「ソフトウェアの修復」を選び、次のウインドウでは「Xperia携帯電話、もしくはタブレットを修復するにはここをクリックしてください。」の「ここ」の部分をクリックします。

(それにしても、なんで「ここ」なんて押しにくいものをクリックさせるのか。素直に「Xperia携帯電話、もしくはタブレットを修復」という大きいボタンにすればよかったのでは。)

あとは画面の指示に従えば、ロックされたXperiaでも簡単に初期化できるでしょう。接続のタイミングなどを細かに教えてくれます。

しかし厄介な点としては、修復の画面に入る前の「準備中」や、修復作業にとにかく時間がかかること。どちらも1時間くらいはかかった気がします。時間に余裕があるときにやりましょう。

無事に初期化が完了したあとに電源を入れ直すと、全く初めに起動したときと同様に、言語選択の画面が出て来るはずです。

実はまだ問題が残っていた。

画面操作せずとも無事に初期化が完了し、いざ出品。と思ったのですが、スマホを出品するためには原則として、製造番号を商品説明に記載する必要があります。

各キャリアのサイトにて製造番号を入力することで、その端末がネットワーク制限がかけられていないかどうか判断できます。分割払いで買ったのに支払いが滞ったり、盗難されたものだったりすると、制限がかかるようです。

そんな制限がかかったものを買ったら災難なので、製造番号の記載が必要なのでしょう。

製造番号を確認する方法としては、電話アプリから特定の番号を入力することです。電話がかかるのではなく製造番号が表示されます。

しかし、今回のスマホは画面が壊れていて操作が全くできないので、製造番号を表示することができません。

他の手段として、端末の種類によってはバッテリーを外したところに製造番号が書いているものもあるようで、今回のスマホでもそれを確かめたかったのですが、フタが異常に固くて外せませんでした。

よって今回は製造番号の記載を諦めざるを得ません。これだけで信用がガタ落ちなので、仮に売れたとしても値段も一緒にガタ落ちになってしまうでしょう。

みなさんももし今使っているスマホをのちのち売ろうとお考えなら、画面が壊れてしまう前に、製造番号をメモした方が良いかもしれません。

追記。(2017/2/27)

今現在は同じXperiaでも、「Xperia X Compact」のSIMフリー版を使用しています。一つ前に使っていたZ5 Compact同様に、4.6インチという大きすぎないちょうどサイズでありながら、USBはType-Cになったことで向き関係なく充電可能、さらにようやくBand19に対応になったので、地方民でも安心です。日本版と違って公式のスペック表には防水と書かれていないものの、しっかりと防水にも対応しています。

新しくなるたびに確実に進化しているXperia、今回も非の打ち所のない傑作機種と言っても過言ではありません。おすすめです。

ただ、どの機種でも言えることですが、ズボンのケツポケットにスマホを入れたまま、クルマを運転するのは絶対にやめましょう。本記事のZ1がジャンクになった理由がそれです。