UbuntuはWindowsよりもグラフィックボードが高温になりやすい。

長年Windowsを触ってきたせいで、めったに触らないUbuntuはわからないことだらけです。でも、使いやすくなるように開拓していく楽しみはあります。まるで秘境です。しかし、ふと温度のことが気になったので測ってみると、とんでもない値が記録されていました。

広告

Ubuntuでの温度の測り方。

Ubuntu使用中のCPUやグラフィックボードの温度を測りたいときは、「Psensor」というアプリが便利です。Ubuntu 16.04ならば、Ubuntu Softwareからそのまま「PSensor」でストアを検索すれば、すぐにインストールできるでしょう。

そして実際に温度を測ってみます。おそらく3時間ほど使ったあとの状態ですが、CPU温度は4コアとも40℃を下回っており、Windowsを使っていたときと大差ありません。しかし、グラフィックボードの温度(上記の場合はGeForce GTX 950 0 temp)を見てみると、60℃という高温を記録していました。

その値が示すように、PCケースの表面を触ってみると、やや熱くなっていました。スリムなPCケースを使っているので、高温になるとすぐに熱が表面に伝わります。

しかし、解像度は4Kに設定してはいるものの、行っていた作業はブラウザでネットを見ていたり、テキストエディタを触っていたくらいです。大きな負荷になるであろうゲームは全くプレイしていませんでした。(そもそもLinuxは、Windowsほどゲームが快適にできない。ボーダーランズ プリシークエルはLinux対応していたけど、まともに遊べなかった。)

なお、「ソフトウェアとアップデート」の「追加のドライバー」の画面にて、グラボのドライバは初めから追加されていた、「NVIDIA binary driver – version 361.42をnvidia-361から使用します (プロプライエタリ, 検証済み)」という方を選択中です。ドライバによる発熱の違いもあるのかと思いましたが、こちらでないと4Kに出来なかったうえに、NVIDIA純正のドライバだと思われるので、こちらにするのが間違いないと感じ、他の選択肢で温度チェックはしていません。

ちなみに上の写真は、先日Windowsでグラフィックボードの温度を測ったものです。こちらも同じくらいの起動時間で、大掛かりな作業はしていません。瞬間的に50℃は記録しているものの、だいたい40℃台で稼働していたので、Ubuntuのときほど問題ではありません。

高温の原因?

UbuntuよりWindowsの温度が低いのはどういう仕組み – BIGLOBEなんでも相談室

正確な原因はわからないものの、上記のサイトなどによると、ほとんどのPCパーツはWindowsで使用することを前提として作られているので、Ubuntu含むLinuxには最適化されていないとのこと。この世のPCのほとんどがWindowsなので、仕方ないところではありますが。

Ubuntu 13.10だとRadeon HD 6670の温度が高い – 旧ID:itiriのブログ

また、当環境のグラフィックボードはGeForceですが、上記サイトのようにRadeonのグラフィックボードでも、Ubuntuで高温になる現象が発生しているようです。

今のところ解決策が無いので、もしこれからUbuntuで自作PCを作ろうと思っている人は、温度が上昇しやすいことに気をつけた方が良いかもしれません。

ただ、温度が上昇しているのはグラフィックボードだけだったので、オンボードでグラフィックを表示させた場合はどうなるのでしょう。でもオンボードはCPUを使って表示することになるから、今度はCPUが高温になってしまうのでしょうか。

ほんと、Linuxと自作PCは魔境だ。